工法紹介Industrial Method

構真柱建込工法

【施工概要】

場所打ち杭の杭体の中に上部構造の鉄骨支柱を挿入し、杭と上部鉄骨支柱を一体の構造物として施工する工法です。
杭のコンクリートを打設する前に構真柱を建込む「先決め工法」と、打設後に建込む「後決め工法」があります。後決め工法の中には、コンクリート打設前にガイド管を予め水中ジャッキ等にて設置しておき、コンクリート打設後に構真柱を建込む「ガイド管工法」があります。
地下部分が深い大型ビル等の建設工事で、逆打ち工法で施工する場合多く採用されています。

【施工順序~先決め工法~】

【施工順序~後決め工法(ガイド管工法)~】

【特徴】

逆打ち工法に採用される工法で、全体工期短縮を図ることができます。

※留意点:

  • 1. 長い構真柱は運搬出来ないので、現場内で継なぐ必要があります。
  • 2. 杭頭部の深度が深い為、埋め戻しに時間を要します。
  • 3. 高精度を要求される為、高い技術力が必要です。