工法紹介Industrial Method

KCTB場所打ち鋼管コンクリート杭工法

【施工概要】

KCTBとは鋼管(Koukan),コンクリート(Concrete),耐震(Taishin)、場所打ち(Bashouti)の頭文字です。 JIS A 5525(鋼管くい)に規定される内面全長リブ付き鋼管を杭頭部に使用する場所打ち杭工法です。通常の場所打ち杭に比べて軸径を大幅に削減することが可能な杭工法です。
鋼管とコンクリートの複合体なので、靭性が大きく、地震に強い場所打ち杭となります。

【施工順序】

【特徴】

  • 1. 軸径を小さくできるので、掘削残土、コンクリート量が最大40%低減できます。
  • 2. 掘削量が低減出来るので、施工時間も短縮できます。
  • 3. 曲げ剛性、せん断耐力が大きい。
  • 4. 鋼管コンクリート部の算定は、累加強度方式を基準としています。

※留意点:
鋼管長が長く現場内に搬入出来ない場合は、現場内でつなぐ必要があります。

【支持層の確認方法】

各掘削工法によります。